「第12回関西オフ会レポート」  2003年5月25日





 「閣下〜〜!トート閣下!地上より、閣下へのお願いが先ほど届いておりますが・
・」
ルキーニがいつもの囚人ルックで現れ、じごくで優雅にエリザベートと酒盛り中の帝
王トート閣下にお伺いにやってきた。
「何?第12回関西オフ会のレポートの依頼?なんだ、これは?」
「はっ。閣下は今でも関西では第一の人気者ってことで。これはhitomi嬢とm
iki嬢からのたっての依頼という事で…ここは是非!」
「私は色々と多忙な身の上。暇なレポーターとは訳が違う!仮にも闇の帝王。しか
し…まぁ…リクエストがあるというのなら、応えなくてはなるまい。ところで、何な
んだ?関西オフ会とは?」
ルキーニの説明を聞きながら地上に舞い降り、会場の中を伺うふたり。

「ここか…福島区民センター302号室?随分狭いな。これでは最後のダンス♪が踊
れないではないか?」
「あの〜〜トート閣下。今日はダンスではなく、オフ会のレポートなので…それにこ
こは昨年よりも大きい部屋をと、hitomi嬢が手配されたのです。ほら…続々と
人が…」
「主催者はhitomi嬢。幹事はmiki嬢。司会は紫子嬢。お手伝いはとまと
嬢。みんなそれぞれ、私の好みのタイプではないか、特に後姿が…」
「閣下…・一言多いと身を滅ぼしますよ。あちらのテーブルにはお宝が…見てくださ
い。海外のベルばらの同人誌やオスカル、アンドレ人形にロココ風のドレス…昔のポ
スターに絵皿。手帳なんかも…」
「う〜〜ん。素晴らしい!ところで、エリザベートや私の人形はないのか?私は特に
衣裳には拘りが…」
「…誰も聞いていませんよ。ほら、続々と参加者が…奥代嬢、みるく嬢、松葉嬢、カ
スタード嬢、ヒロコ嬢、カイト嬢、芳野嬢、タマキ嬢、Minetva嬢、Tori
sh嬢、ももじろう嬢、カオリ嬢、麻里子嬢、すごい熱気ですねぇ」
「自己紹介のあとは、ベルばらへの想いとか、それにしてもみんなよくお話になる方
ばかりだな。なんという賑やかさだ」
「閣下〜〜みなさん、この日を楽しみに待たれていたんですから、当たり前ですよ。
あっそれよりhitomi嬢からのお土産。すごいですねぇ…夜なべで作られたと
か。俺もひとつ、欲しいですよ〜〜」
「お前には、エリザベートのマグカップがあるだろう!あれで我慢しろ!それよりレ
ポートの礼がわりに私用にひとつ、もらって来い!良いなっ!」
恨めしげにトート閣下を見上げるルキーニだった。

「某歌劇団のネタでも盛り上がってるみたいですぜ。なんていっても…・あのU氏の
脚本、演出ですからね。気持ち、分かるなぁ…・」
「何?某歌劇団と言えば、私とエリザベートの愛の軌跡を上演した所ではないのか。
なかなか私としては気に入っているぞ」
「…・閣下はとても幸運ですよ。なんといっても脚本、演出家が素晴らしいですぜ。
それにお衣裳だってセンス抜群で、みんな羨ましがってます。なんていっても…・ベ
ルばらの場合、信じられない台詞に衣裳に、脚本ですからねぇ〜お笑いじゃないんだ
から、同情しますよ」
「…そうか…気の毒だな」
「…・そろそろ昼食タイムみたいです。ささっ閣下、私たちもあちらに用意が…・」
ふたりはいったん退出。。

「午後からは、ベルばらトランプとカルタゲームだそうですよ、閣下。あっ今、また
何人か来られました。アヤ嬢と万紀子嬢とぶきみ嬢です。すごい人数だなぁ」
「どれどれ、ちょっと拝見。こ、これは…あの某キャラのイラストのトランプではな
いかっ!!しかもカラー♪これはすごい〜。これはmiki嬢が?いや素晴らしい!
ルキーニ、お前、すぐに行ってもらって来いっ!」
「閣下〜〜いいんですかい?エリザベ−トさまに見つかっても・・」
「うむ、いや…それは困るかも。仕方がない、今日は見るだけにしよう…」
「それにしても大きなカルタですねぇ…紫子嬢の愛を感じますね」
「始まったみたいだな。人数が多いから3グループに分かれてか。なんだかますます
賑やかだな」
「あの神経衰弱というゲームはなかなか難しそうですね、閣下。みんなトランプの絵
柄に心奪われて集中できないようです。あ〜あ、カルタも命がけですねぇ。すごいバ
ンバン☆と。机も壊れそうですぜ。もしもに備えて、黒天使を呼びましょうか?」
「今の静かなじごくが気に入っているからな。ここの方たちはちょっと…ご遠慮願お
う」

「あっ、一回りして、順位が決定したようです。1位 ももじろう嬢。さっき見てま
したが、トランプがすごいですぜ。記憶力が勝負なんだな〜!2位 ぶきみ嬢。3位 
麻里子嬢ですね。あとで表彰式もあるようです」
「次はお面遊びか。楽しい遊びが満載で、おもしろい会だな」
「さて、最後のゲームは恒例の4W1Hです。誰が、誰と、何処で、何時をそれぞれ
4枚の紙に書いて、集めて繰って読み上げるんです。いやぁ〜〜今回も楽しいです
ねぇ」
「今回も?お前は今までにも関西オフ会に行った事があるのか?」
「はぁ…つい、ちょこちょこと覗いていました。あんまり面白そうな声が聞こえてく
るので…・つい」
「ケシカラン!どうも時々いなくなると思ったら…そんなことを…ええぃ、お前は減
給だ」
「そ、そんなぁ〜閣下。今、マイクスターン嬢とまめやっこ嬢、ステファニー嬢も顔
を見せられました。再び楽しい会話に花が咲いていますよ。悲しい減給は私だけで
す」
「エリザベートが待っているので余り遅くなると困るのだか…おおっ表彰式のあと
は、後片付けか。みんな協力的だな。あの働きぶり…・黒天使にもよく言っておこ
う。ルキーニ、お前も見習う事だ」
「この後は、2次会に大阪の(アンドレ)という店に行かれる様です。ええっと…・
13人が参加。ここで、色夢虫嬢も参加とか…・盛況ですねぇ」
「そこの取材はお前に任せる。では…私はこれで失礼するぞ。hitomi嬢やmi
ki嬢にもよろしくお伝えしてくれ。…・ところで、私のオフ会はいつなんだ?それ
もしっかり聞いておけ、分かったな」


さて、2次会場のアンドレ。
「いつもと同じバーだな。では、俺もそこの片隅で少しやらせてもらおう。だいた
い、閣下は人使いが荒過ぎる!いや、しかしみんな元気だな〜〜すごいパワーに圧倒
されそうだ。
みんな関西の人かな?そういえば、今回は千葉とか徳島から来たって言ってたよな。
それに幹事のmiki嬢も愛知だったな。あ〜そう言えば、miki嬢のあの荷物。
みんなこの日の為に頑張ったんだよな〜(しみじみ〜〜)主催のhitomi嬢。m
iki嬢。紫子嬢。とまと嬢。参加者のみんなはとても感謝しているぜ。日頃のスト
レスもぶっとんだ〜ってね。みんなになり代わり、俺様から礼を言っておこう。あり
がとうよ♪」ぺこり。
「そろそろお開きかね。えっ…、まだ行くのかい?おいおい…次は(Victor)
ヴィクトールだって?いやヴィクターと書いてあるんだが、勝手に脳内変換している
らしい。あのご婦人たちらしいよ。それじゃ、俺様はここで失礼するからな。読んで
くれた、そこのアナタ、ありがとさんよ。じゃまた」


                      
                             文責 麻里子