蛇足

ここまでお読み下さった皆様、本当にありがとうございました。
少女の頃から、おばさんの年齢のこの時まで、私の胸の中に渦巻いていたベルばらに
対する強烈な慕情を表現することができたと今はほっとしています。
「追憶」は私にとってベルばらに対する熱烈なラブレターです。

最後の北の薔薇園に一人たたずむジェローデルのシーンですが、はじめはこれがいつ
のことなのかはっきり書き、その後のオスカルの戦いぶりについてもふれるつもりで
した。
そして、オスカルが生還したのか、戦いの中で散ったのか、自分として納得のいく最
後をみつけ、書こうと思っていました。
でも、それは書かずに終えようと思います。
読んで下さった皆様一人一人が決めて下さればいいと思っています。
作品中では「生還はしなかった...」という雰囲気が色濃くでているかもしれません。
ここで私はこの作品を自分のもとから手放し、その上でオスカルの生還と二人の幸せ
を祈りたいと思います。

最後にこの場を借りてhitomi様に心からの感謝を申し上げたいと思います。
hitomi様に支えて貰いやっと、この作品が完成いたしました。
hitomi様の優しさという花がこれからもたくさん美しく咲きますように、そし
て「hitomiの部屋」がこれからも素敵な花がたくさん集って花を咲かせていき
ますように、お祈り申し上げ終わらせて頂きます。
本当に、本当に、ありがとうございました。

2003年4月11日 さくや

 

※ 上記のようなコメントを頂き恐縮致しております。

  素敵な作品を頂いて場所を提供させて頂いただけです。

  ありがとうございました! 感謝・・・☆

                     hitomi